パニック障害
panic disoder
当院にはパニック障害の方も来院します
パニック障害とは急性の不安発作で、動悸、
頻脈、冷や汗、震え、息苦しさ、めまい等の
自律神経症状とともに「死ぬのでは?」と
感じるような不安や恐怖が起こります
パニック発作では身体不調症状が10分から
1時間程続きますが、その後は速やかに自然
回復することが大きな特徴です
安静が保てる環境下で、不安を抑える頓服薬
を内服したりリラクゼーション行為や呼吸
調節法を行うことが有効です
パニック発作とは交感神経の過活動状態です
自律神経って聞いたことありますよね
内臓の動きをコントロール神経のことです
自律神経は気持ちを奮い立たせ血圧を上げ
戦闘モードにする交感神経と、精神を安定
させリラックスモードにする副交感神経の2つ
によって保たれています
2つのうちどちらかが優位になればもう一方の
働きは必ず弱くなる仕組みです
不安を感じた時に活動するのは主に交感神経
系の方で不安に備えようとします
ところが交感神経系が過剰に活動してしまう
と逆に強い不安を感じます
運転中に事故や危ない目にあったあと車に
乗ると不安が強くなる
狭い場所に入ってしまい出れなくなったら
どうしようと不安が強くなる
混雑した電車で息苦しさや閉塞感を感じて
不安が強くなる
会議などで緊張状態が続くことで不安が強く
なる
などなど緊張状態や人混みや狭い空間のよう
な不安を感じやすい所、トラウマとなる出来
事があったり睡眠不足や過労など身体的な
負荷が高まったしたときに交感神経が過剰に
働き激しい動悸や頻脈や息苦しさといった
症状が起こりやすいといわれています
きっかけとなる特定の状況がなく理由がなく
突然パニック発作を起こす場合もあります
予期不安と広場恐怖
パニック発作は死ぬかもしれないと感じる
ようなつらい症状で、「また発作を起こすの
では?」という強い不安が残ってしまうこと
を予期不安と呼んでいます
そしてパニック発作を起こした場合や助けが
得られない状況で「また発作を起こすのでは
」と感じる苦手意識が出ている状態を広場
恐怖と呼んでいます
パニック発障害の症状
気持ちにあらわれる症状
このまま死んでしまうのではという恐怖
意識を失いそうな強い不安
予期不安
広場恐怖
身体にあらわれる症状
動悸
呼吸困難
過呼吸
胸の痛み
冷や汗
震え
めまいふらつき
首肩背中のこり
頭痛
吐気
パニック障害の治療
精神科でカウンセリングを受けながら薬物
療法や心理療法を行っていくのが一般的なん
だと思います
ですが患者さんにお聞きするとお薬をもらう
だけの場合が多いようで他に症状を改善させ
るためにできることは何かないかと私の所に
やってきます
整体を受け、身体を緩め、疲れを取り、リラ
ックスすることは副交感神経の活動を優位に
します
そもそも仕事や家事で疲労が溜まっていませ
んでしたか?
背中の筋肉が硬くなり過ぎると肋骨の動きが
制限されて、息が吸いづらくなり、呼吸が
浅くなり、すぐに疲れやすくなり、背中が
重く感じ、倦怠感を常に感じることになり
ます
首の筋肉が硬くなっていると頭痛、めまい、
吐気、耳閉感などの症状が出ます
身体を緩めてみませんか?
パニック障害は発症当初にきちんと治療すれ
ば短期間で治る人が多いと言われています
当院に来た方々もいい結果が出ています
気軽にご相談ください
患者さんの声
千葉市 40代女性
彼女がはじめに私の所に来た時の症状は
頭痛、めまい、背中の痛み、右手のしびれ、
右肘の痛み、首の痛み、腰痛、両足先の痺れ
パニック障害
パニック障害は車を運転中にパニック発作が
起きてしまい、その後不安発作が出るため
自分で運転できなくなり、ご主人の運転で
通っていました
仕事の疲労やストレスで体がボロボロ
病院では頚椎ヘルニアとも診断されたようで
した
うつぶせになるのも大変で慎重に施術を繰り
返し、途中で仕事も休職することで回復に
専念しました
今ではパニック障害も出なくなり普通に車の
運転もできるようになり、頭痛、めまいも
なくなり、首の痛みも手足の痺れもなくなり
仕事も再開し、パソコン仕事をしては肩や
背中がつらくなったと時々私の所を訪れてい
ます