脊柱側弯症
当院には脊柱側弯症で悩んでる方も
来院します
脊柱側弯症と言ってもいろんな場合があります
1、特発性側弯症 … 70%
2、先天性側弯症 … 10%
3、神経性側弯症、麻痺性側弯症
4、神経線維腫症
5、その他の疾患
といわれています
それぞれの詳細は
1、特発性側弯症…70%
側弯症全体の70%がこの特発性側弯症です
先天性など、他の分類にあてはまらないもの
で整形外科学では、原因不明のものとなって
いますが、自分たちが見る限りほとんどの
場合、筋肉の問題です
2、先天性側弯症…10%
側弯症全体の10%がこの特発性側弯症です
先天的な椎体の奇形によるものです
3、神経性側弯症、麻痺性側弯症
脳性麻痺、ポリオ、筋ジストロフィー、
ヴェルドニッヒ−ホフマン病、脊髄空洞症
などが原因
4、神経線維腫症
フォン・レックリングハウゼン病などが原因
5、その他の疾患
マルファン症候群、モルキオ病、骨形成
不全、エーラス・ダンロス症候群などが
原因
当院が対応できるのは特発性側弯症です
整形外科では原因不明と言われるかもしれま
せんがほとんどの場合、筋肉の問題です
特発性側弯症を分類すると
a、乳児期側弯症
多くは1歳までに発症。男児に多い
b、学童期(若年期)側弯症
4〜9歳に発症。性差はありません
c、思春期側弯症…80%
10歳以降に発症。特発性側弯症の80%
を占めています。(男女比=1:8)
脊柱側弯症の治し方ですが
大まかに言えば、この原因である硬くなった
筋肉を緩めればいいのですが、腰だけ緩め
ればいいだけの人もいれば、足から緩めなけ
ればいけない場合、手から緩めなければいけ
ない場合もあります。また、腰の筋肉を緩め
ることが必須なのですが、コツと言うか、
やり方を知ってないと緩めるのは難しいと
思います
どうしてなったかも細かく模型を使ったり、
直接触ったりしてもらいながら説明します。
当院には、学校の検診で側弯症と言われた方
も来院しています。
装具療法をされている方も来院しています。
10代もしくはそれ以下であれば
そんなに難しくな普通にニュートラルなく
位置に戻すことができます。
例えば、コブ(cobb)角が20〜30°であれば
平均して3〜5回の施術で完全に普通の状態
つまりはコブ(cobb)角0°にできます
もちろん1回目からかなり変化を感じれます
年齢が上がれば、角度が強くなればそれだけ
+α時間がかかると考えてください
一般的に
コブ角10〜25° 軽度側弯 経過観察
コブ角25〜40° 中度側弯 装具療法
コブ角40°以上 重度側弯 手術療法
と言われています
装具療法は、それ以上症状が進まないように
するだけのものです
手術は、本当に最後の手段です。
検索すると出てくるような専門性の高そうな
所に行ったけど変化が出なかった方もすぐに
変化が出ています。
また、角度も浅いし様子を見ようかなと思っ
ていると、あるとき急に角度が強くなり症状
が進むこともありますので早めに施術を受け
ておくことをお勧めします。
コブ角を0°にすることはそんなに難しく
ないのですが、大事なのは戻らないように
することです。スポーツをしていて側弯症に
なった場合、体の使い方に極端な片寄りが
ある傾向があります。日常生活の体の使い方
でなる場合もあります。そこも含めて指導
していきます。
どんなことでも、気軽にご質問してください
手術しなくても済むようにお手伝いできれば
と思います
施術結果
千葉市中央区 女子中学生
3回目の施術後ほぼ真直ぐ
4回目の施術前にチェックをすると少し戻って
いたが施術後ほぼ真直ぐ
5回目の施術前にチェックをするとほとんど
戻っていなかった
※術後の写真は脊椎に沿ってシールを張って
います